重度重複障がい児者家族の会「そらまめ」

そらまめ通信5月号

若葉の候、皆様にはお変わりなくお過ごしでしょうか。早くも初夏のような暑さに、毎年の猛暑に暑さ対策に悩まされます(>_<) 座位保持での車椅子は背中に熱がこもり、大変です・・。

 暑さ対策、体調管理にも気を付けて、これからやってくる猛暑を乗り切りましょう(*^▽^*)

 今回の通信では、今年度、気になる制度・事業について載せたいと思います。

☆彡成年後見制度の見直し

  2026年4月3日、成年後見制度の抜本的な見直しを含む民法改正案を閣議決定しました。

  現在は、国会で審議されている段階であり、法案が成立した場合、運用準備期間を経て2028年の

夏~秋頃の施行が見込まれています。

2000年の制度開始以来、もとも大きな見直しになるようです。

ポイントその①

・途中でやめられる制度へ

 一度利用したら本人が亡くなるまでの期間を、期間満了や状況改善によって柔軟に制度を終了できるようになる。

ポイントその②

・現在の「後見」「保佐」を廃止して「補助」に一元化。本人のニーズに応じて必要な権限だけを付与する仕組み「限定的支援型」への移行。

ポイントその③

・専門家との相性悪化や生活状況の変化などに応じて、柔軟に後見人を交代しやすくなる。

◎成年後見制度については、研修会などに参加し学んでいきたいと思います。

☆彡医療的ケア児支援法(医療ケア児及びその家族に対する支援に関する法律)

  現在、「18歳の壁」の解消と成人期の支援拡充を最大の焦点とした改正案が国会で議論されています。いろいろ議論がされている中、ポイントを2点載せます。

  ポイントその①

  ・「18歳の壁」の解消と「児から者」への支援。18歳以上の成人期に移行した後も、医療的ケアや福祉サービスが途切れず利用できるよう「医療的ケア者」の法的定義の確立と社会基盤の整備が議論されています。

  ポイントその②

  ・重症心身障害への対象拡大

   支援対象者を成人に広げるとともに、重症心身障害を支援の枠組みに加える法改正が進められています。

  ◎この法改正の議論は、とても大きく。今回、息子が医ケア者になり経験し大変だった事が改善されます。これまで、制度の中でも手のひらからこぼれ落ちやすい重症心身障害も対象となる事も、とても大きな一歩になると思いました。

   この改正案が成立した際は、区として整備が必要となります。

   国の動向に注視し、区としても医療的ケア者のコーディネーター事業での人材確保・育成など、行っていただけるように、声を伝えて参りたいと思います。

 

☆彡重層的支援体制整備事業

・今年度より、重層的支援体制整備事業が始まります。区の組織も再編成され重層的支援体制整備事業を担当する地域福祉連携課が創設されました。

  重層的支援体制整備事業とは、高齢・障がい・子ども・生活困窮といった分野の垣根を越え、市区町村が中心となって複雑・複合化した生活課題に対する包括的な支援体制をつくる事業です。

◎親自身も年齢を重ねていく中、子どもの介護・親の介護といったダブル介護の時代に突入します。

  子どもの通院・日々の介護がある中、親の介護の方では、ケアマネとのやり取り、通院付添など。

  ダブル介護の状況は、本当に大変です。少しでも、包括的支援により状況がよくなっていくよう願うばかりです。

  重層的支援体制整備事業につきましても、事業内容を学ぶために研修会などに参加していきたいと思います。

~賛助会費のお礼~

石井 伸一様から、温かいご支援をいただきました。会員一同、心からお礼申し上げます。

~イベントのご案内~

☆第44回 板橋ふれあい祭

 2026年6月13日㈰ 10時~15時30分

 会場 板橋区平和公園

    常盤台地域センター

 ※小雨決行

 ◎そらまめのことをご支援してくださっているNPO自立生活センター板橋様が、災害時の保存食(ひとくちやわらかラスク)・お茶の販売にて出店されます♬ 

  是非、お立ち寄りください♬